奥州藤原氏の栄華をしのぶ東北の旅
11世紀後半から12世紀にかけての約100年間、奥州の実質的な支配者として君臨した藤原氏の中心都市平泉を訪ねてきました。ここ平泉は、政治の中心であると共に、中尊寺や毛越寺を中心として仏教文化が花開いた都市でもありました。その華やかさは、京にも劣らないものだったといいます。豊富な埋蔵量を誇った金の採掘による資金力を背景として、中尊寺を再興した初代清衡の願いとは、どんなものだったのでしょうか。その意志を継いで毛越寺を再興した二代基衡、無量光院を創建した三代秀衡はいずれも仏教を手厚く保護し、また、この地に極楽浄土(じょうど)の有り様を具体的に表現し、仏国土とすることを目指したといいます。「歴史の香り」が満ち満ちているこの地を歩いて、感じたこと、考えさせられたことを記事にしてみました。
奥州藤原氏初代清衡が「仏教都市」平泉建設に託した思いとは? | |
義経が兄頼朝に嫌われたわけとは? | |
奥州藤原氏四代泰衡は、本当にダメな男だったのか? | |
前九年・後三年の戦い |
毛越寺 | |
中尊寺 | |
高舘義経堂 | |
無量光院跡 | |
柳之御所遺跡 |